2015年8月27日
8月27日のJCASTニュースにて、太陽光発電に関するこの夏の発電状況が取り上げられました。
猛暑でも電力不足が起きない理由 需要ピーク時、全国で太陽光発電が補う(JCASTニュース・2015/8/27 11:32)
詳細は記事をご覧いただければと思いますが、太陽光発電は現在普及が急速に進んでおり、各電力会社の送電網に接続している太陽光発電を含む再生可能エネルギーは、下記のようになっています。
電力会社 | 太陽光発電の供給量 | 原発換算 | 他社からの受電量全体 |
---|---|---|---|
東京電力 | 790万キロワット | 原発8基分 | 991万キロワット |
関西電力 | 303万キロワット | 原発3基分 | 634万キロワット |
九州電力 | 517万キロワット | 原発5基分 | 470万キロワット |
※いずれも晴天時の想定発電量。
このように、他社からの受電量全体の中で、太陽光発電の供給の割合の高さが際立っていることがわかります。
特に九州電力はピーク時の他社からの受電量全体を太陽光発電の供給量が上回っており、8月第2週の猛暑時にはフル活動したとみられます。
あくまで晴天の場合の発電量であり、曇天あるいは冬場の電力としては安定しないという弱点はありますが、夏場に関しては、太陽光発電は最も需要が上がる午後にこそ、最大限の貢献ができ得る発電手段であることがいえそうです。